しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

病は気から?

憂うつな気持ちが身体に乗り移ったのかどうか分かりませんが、
今朝から突如として腰痛が悪化しています。明後日から仕事だというのに…。
う〜ん、弱ったなぁ…。どうしよう…。

さて、昨日、NHK・Eテレで放送された「お正月スペシャル」、
『100分de日本人論』は、とても見応えのある番組でした。
100分があっという間に過ぎてしまったような気がします。

今回の番組のテーマは、「日本人とはなにか?」。
多角的なテーマから名著を読み説くことで、「日本人」を考察するというものでした。
番組で取り上げられた名著は、次の4冊でした。
 
 ①九鬼周三『「いき」の構造』
 ②折口信夫死者の書
 ③河合隼雄『中空構造の日本の深層』
 ④鈴木大拙『日本的霊性』

中沢新一さん、①松岡正剛さん、③斎藤環さん、②赤坂真理さんという
4人のゲストの方々の解説や会話も、知的でレベルの高いものがありました。

私の知らない世界が、この世には「天文学的」にあることを知り、
そのうちのほんの少しでいいから、学んでみたいと思った次第です。

日本人のアイデンティティの一端に触れることができ、
改めて日本人に生まれてきて良かったと思いました。
番組内容が「本」になることを期待しています。