今日の日経新聞「キャリアアップ」欄に、
『新社会人 心得の条』という記事が掲載されていました。
記事では、昨春、就職した先輩社員たちの経験を基に、
今知っておきたい仕事の基本が、次のように条文としてまとめられていました。
一、聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥
(何でも聞けるのは最初のうちだけと心得よう)
一、先輩や上司に好かれるよう努力する
(助けてあげたいと周囲に思わせるのも大事)
一、報(告)、連(絡)、相(談)を欠かさずに
一、電話取りなど進んで雑用を引き受けよう
(雑用をこなすうち覚える仕事もある)
一、基本を大事に、謙虚な気持ちで仕事と向き合おう
う〜ん、これって新社会人に限らず、
ベテラン社員にも十分通用する「仕事の基本」ではないでしょうか…。
私はあと一年で定年退職となりますが、
組織人としては未熟なままで去ってしまいそうな気がします。
そんな反省から、
上記の心得のなかで、私が一番大切だと思うのは、
最後の「基本を大事に、謙虚な気持ちで仕事と向き合おう」です。
特に、「謙虚さ」については、
『人間関係を耕作するのに謙虚にまさる「肥やし」はない』という言葉もあります。
この気持ちさえ忘れずに仕事に取り組めば、
職場で孤立感や疎外感を味わうことはないと思います。
私の職場にも、この4月からは、数人の新人が配属される予定です。
まずは、私自身がお手本を示すことが大切……ですよね。