日経新聞「ことばのドリル」の第14回目に挑戦し、
初めて「10問中9問正解」という、自分にとって満足な結果を残すことができました。
解説によると、「9問正解」は「言葉の上級者」だそうです。
なんだかこそばゆい気持ちですが、これに慢心(?)せず、
日々の生活を通じて「ことばの学習」を続けていきたいと思います。
ところで、間違った「一問」とは何だったのか。
この際、「問題」と「解説」をこの日記に書き残しておこうと思います。
【問6】太字にした慣用表現のうち正しいものはどれですか。
①友人に金を借りに行ったが剣もほろろに断られた。
②なんでも金で片が付くと思ったら大間違いだ。
③大事な会議にひとりだけ遅れて罰が悪い思いをした。
④3年越しの論争にようやく蹴りがついた。
【解説】
①「けんもほろろ」の「けん」も「ほろろ」もキジの鳴き声が語源なので
「剣もほろろ」などの漢字書きはない。
③「ばつが悪い」の「ばつ」は「場都合」の略や、
結末を意味する「跋(ばつ)」に基づくものではないかとされており、「罰」ではない。
④「けりがつく」は、和歌や語り物など、助動詞「けり」で終わるものが多いことから、
「決着する」意味で使われるようになったもので、「蹴り」ではない。
③と④は間違いだと直感し、
残る①と②のうち、私は①が正解だと思っていましたが、正解は②でした。
さて、この「ことばのドリル」の連載はいつまで続くのでしょう?
過去の13回の問題も、すでに記憶の彼方に消えてしまっているので、
機会をとらえて復習する必要がありそうです。
こういう時、日経電子版の「Myニュース」の機能がとても役に立ちます。
あぁ〜…。それにしても、つくづく日本語は難しい言語だと思います。