しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

段階を追って進む

昨晩、パソコンの画面を眺めていたら、ゆったりとした揺れを感じました。

お酒も入っていたので、「飲みすぎかな?」と思っていたら、

その後のニュースで、熊本県で大きな地震があったことを知りました。

一夜明けた今朝、その惨状を報道で目の当たりにし、胸が痛みました。

被災された方々に、心からお見舞いを申し上げます。

 

さて、昨日14日の日経電子版に掲載された

『30~40代の転職 成功・失敗の分かれ道』という記事に、

今の私にピッタリ当てはまる記述がありました。

少々長くなりますが、引用させていただきます。

 

『「転職に成功する」ということは、志望企業への入社を果たすことではなく、

 転職先で力を発揮して活躍すること。

 そのためにはまず、既存社員に受け入れられ、よい関係を築く必要があります。

 

 入社直後に失敗する人の代表例は、

 「前の会社と比較して、劣っている点を指摘したり批判したりする人」。

 本人に悪気はなく、むしろ「自分が持っているノウハウを生かして改善に導きたい」

 という前向きな気持ちであったりするのですが、

 既存社員にしてみれば気分のいいものではなく、抵抗感を持たれてしまいます。

 

 うまく職場に溶け込んでいる人は、その会社の現状を一旦すべて受け入れ、

 「どうしてそうなっているのか」を冷静に分析したうえで、

 タイミングを見計らって改善の提案をしています。

 「早く成果を出さなければ」と焦るのは禁物。

 まずは組織になじむことから始め、段階を追って進めていくことが大切です。』

 

私の場合も、公務員を定年退職し、

民間企業の社員として再就職しましたから、「転職」の一形態だと思います。

ですから、上述の記事の内容は、私にはすごく有難いアドバイスです。

再就職後、半月ほど経過し、ようやく職場の雰囲気にも慣れつつありますが、

緊張して「肩が凝る状態」はずっと続いています。

 

記事のご指導のように、まずは組織になじむことを最優先にして、

ゆっくりと段階を追って、スモールサクセスを積み重ねていきたいと思います。