しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

歌にもドラマあり

定年退職の挨拶状を今日やっと書き終えて、

孫娘と二人で散歩がてら隣駅まで歩き、駅前の郵便ポストに投函してきました。

同じく駅前のセブンイレブンで、私はホットコーヒー、

孫娘はアイスクリームを注文して店内で飲食し、帰りは電車に乗って帰宅しました。

コンビニで100円の本格的な挽きたてコーヒーが美味しく飲めるのは、

消費者にとってはとってもお買い得感があります。

一体、こんなアイデア、誰が思い付いたのかしら?コンビニは日進月歩の世界ですね。

 

さて、話は変わりますが、昨晩BSジャパンで放映された

昭和歌謡 不滅のヒット曲誕生秘話』は、とても見応えのある番組でした。

舟木一夫さんの「高校三年生」は、作詞家・丘灯至夫さんと作曲家・遠藤実さんの、

ともに体験できなかった学園生活への憧れの気持ちが込められていたこと、

また、伊東ゆかりさんの「小指の想い出」は、作詞家・有馬三恵子さんが、

「官能」の世界を詩に取り入れるため、

川端康成の小説「雪国」に登場する文章をヒントにしたこと、

などが関係者へのインタビューなどで紹介されていました。

 

いずれの歌も、私が小学生の時に流行った歌で、

今でも口ずさむことができるほど私の頭に強烈にインプットされているのですが、

そんな名曲が誕生するのにも、いくつかの偶然があったことを知りました。

人にドラマがあるように歌にもドラマがあるのですね。

あぁ~、それにしても「昭和」が懐かしい……。

 

そして、今日は「母の日」。

朝日新聞天声人語」は、『母の日のきょう、

「ありがとう」と言いたいお母さんは、近くにおられるだろうか』

と問いかけています。

小学生の頃、母の日に、貯めたお小遣いでプラスチックの爪楊枝入れを

初めてプレゼントしたことを、亡き母は覚えていてくれるでしょうか?

大変喜んでくれたその時の母の顔を、私は今でも覚えています。