しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

敗北は創造の糧

Kちゃん、いつも温かい励ましの言葉をありがとうございます。

昨日の「ストレスチェック」で私の点数が高かったのは、

もっぱら不眠に係る項目でした。

 

以前、この日記に書いたことがありますが、

認知行動療法研修開発センターの大野裕先生は、

日経新聞「こころの健康学」で、次のように述べられていました。

 

『睡眠には、疲れを取り次に備えるという意味合いがある。

 睡眠は、いつ眠っているかやどのくらい眠れているかではなく、

 起きている時間帯にどれだけ活動できるエネルギーが残っているかが大切だ。』

 

先生のこのお話しによると、

私の場合、起きている時間帯に活動できるエネルギーが残っているので、

まだまだ大丈夫ではないかと、自分自身を納得させています。

それと、チェックシートの『食事がすすまず味はないですか』や

『自分の人生がつまらなく感じますか』などの質問は、

今のところ、私には当てはまりません。

 

今後、体力・気力とも限界が近づいて来たら、

真っ先にKちゃんに相談しますので、その節はどうかよろしくお願いします。(笑)

 

さて、話は変わりますが、今朝の新聞に、

永六輔さんとザ・ピーナッツの伊東ユミさんの訃報が掲載されていました。

その記事によると、1961年の「上を向いて歩こう」は、

永さんが、「60年安保闘争に敗れたときの心情を語った歌」とのことでした。

 

「60年安保闘争」といえば、

♪ アカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい

西田佐知子さんの名曲、「アカシアの雨がやむとき」も、

安保闘争後、反対運動の成果ゼロという結果に疲れた若者たちが

彼女の乾いたボーカルと廃頽的な詞に共鳴し、

歌われたことで広まっていった」ということが、ウィキペディアに書かれています。

 

「敗北は時に創造の糧となる」

だから人生は、どんな辛いことがあっても、

生きて行く「価値」があるのかもしれません……。