先日、急に思い立って、映画館に映画を観に行ってきました。
その映画とは、「シン・ゴジラ」です。
何とも言えない迫力があって、高度な特殊撮影の技術には驚かされます。
このゴジラの迫力もさることながら、
私が感心したのは、想定外の事態が起こったときの政治家や官僚の言動が、
「さもありなん」とばかりに描かれていて、とても「リアル」に感じました。
政治家や官僚の「習性」をよく理解し、「実態」を把握されていると思います。
そういう意味では、この映画は、
「有事の危機管理」について考えさせられるものがありました。
映画の感想はこれくらいにして、
私は還暦を過ぎたので、通常料金が1800円のところ、
1100円のシニア料金で映画館に入場できました。
年を取ると、良いこともあるのですね……。
そして、この映画は「4DX」で観たので、
追加料金が1000円プラスとなりました。
私にとっては「4DX」は初めての経験でしたが、
映画のシーンに合わせて、座席は大きく揺れるし、水は身体にかかるし、
とても落ち着いて映画を鑑賞する雰囲気ではありませんでした。
私が時代遅れなのかもしれませんが、年配の方にはあまりお勧めできません。
少年時代からこれまで、ゴジラの映画をたくさん観てきましたが、
この年になって思うのは、
私が生まれる前年の昭和29年に公開された第一作目の「ゴジラ」が、
核の恐ろしさを問題提起した「傑作」だったということです。
大人になってから、その価値が分かる映画というのもあるのですね……。
映画館から出た後、しばらくゴジラのテーマ音楽が耳から離れませんでした。
こちらのテーマ音楽も「傑作」だと思います。