今日は、久しぶりに町立図書館に本を借りに行きました。
というのも、今読んでいる『菜の花の沖(1)』(司馬遼太郎著:文春文庫)を
もうすぐ読了しそうなのです。
第2巻以降をどうするか「立ち止まって考えた」ところ、
購入すると本の置き場所に困ることや、老い先短い人生、
これからは「足し算」ではなく、「引き算」の人生を歩むべきだと考え、
町立図書館で借りる方法を選択した次第です。(ちょっと大袈裟だけど…。)
また、町立図書館では、マイナンバーカードに図書カードの機能を付加しました。
窓口の係りの人は、マイナンバーカードを図書の貸し出しに利用する人が
ほとんどいないとのことで、ちょっと戸惑われた様子でした。
全国的に多額の経費を投入して誕生したカードなので、
是非、皆さんも有効活用されるようお薦めしたいと思います。
さて、話は変わりますが、
今日18日の日経新聞「こころの健康学」は、
『大切なもの~立ち止まり考えよう』というタイトルでした。
認知行動療法研修開発センターの大野裕先生は、
妻が重い病気にかかっていることがわかったのを機に、妻の介護のために
精神医学の第一線をきっぱりと退いた、米国の著名な精神科医を紹介されたうえで、
次のように述べられていました。
『私たちは、毎日の生活のなかで多くの問題に直面し、
その問題を解決しようと力を尽くす。
問題への対処は大切だが、 それにこころを奪われすぎると、
自分にとって本当に大切なものを失ってしまうことすらある。
そうしたときに、ちょっと立ち止まって
自分にとって何が大事かを考える余裕を持つことの大切さを、
潔い彼の姿勢から教わった。』
う~む……。妻のためにですか……。私にはとてもできそうにありません。
今日は、「立ち止まって考える」ことの大切さを学んだ一日でした。