先日もこの日記に書きましたが、
朝日新聞デジタル版で有料記事を読むことができるのは、
無料会員については、1日3本から1本になりました。
毎日、どの記事を選択して読もうか悩んでいましたが、
結局は、鷲田清一さんの「折々のことば」を選ぶ日が続いています。
ところが、「天声人語」など、
読みたい記事が途中までしか読めない日が続くと、
結構ストレスが溜まってきたので、とうとう我慢出来ずに
「朝日新聞デジタル select on Yahoo!」を購読することに決めました。
これなら、月額390円の出費になるけれど、
「天声人語」などのコラムのほか、「社説」、「論壇時評」、「耕論」といった、
私が読みたいと思う記事が配信されます。
前置きが長くなりました……。
今日は、『レコード大賞、輝きは今 大ヒット減・薄れる受賞効果』
という記事が配信されていて、記事の冒頭には次のように書かれていました。
『年の瀬の風物詩、日本レコード大賞。
大衆の強い支持を得たその年度を強く反映した作品を選ぶという賞だが、
万人が納得するヒット曲がなかなか出ない昨今、その意義も問われ始めている。
そんな中、今月中旬にも、
年末の大賞候補となる優秀作品賞などが発表される。』
はぁ~、レコード大賞って、まだ存続していたのですね。(失礼しました)
私といえば、NHKの紅白歌合戦と同様、
もう何年もレコード大賞の番組を観たことがありません。
いつから興味がなくなったのでしょう……? 思い出してみると、
1978年にピンク・レディが「UFO」で受賞した頃からのように思います。
(最近は横文字の歌手に横文字の曲ばかりで、私にはチンプンカンプンです。)
それまでは、「いつでも夢を」、「こんにちは赤ちゃん」、「柔」、
「天使の誘惑」、「喝采」、「また逢う日まで」、「襟裳岬」など、
歳月が経過しても口ずさめるような名曲が多かった気がします。
なお、先ほどの記事には、
『テレビを通じて流行歌を共有する時代が過ぎ、趣味の細分化も進む』
と書かれていました。
流行歌であれ、なんであれ、「大衆の圧倒的な支持を得ること」や
「万人を納得させること」がとても難しい時代に、
今後もなっていくのかもしれません。