住友生命保険が、今年の世相を4文字で表現する
「創作四字熟語」の計50作品を発表しています。
住友生命保険のHPでは、次のような紹介文がありました。
『今年は、リオ五輪でのアスリートの活躍はもちろん、
大リーグでの偉業達成やプロ野球日本シリーズの盛り上がりなど、
スポーツへの関心が高い年となりました。
また、東京五輪や築地市場移転の問題、爆発的な人気となったゲーム・動画など、
さまざまな世相を反映した秀作が入選しています。』
ちなみに、優秀作品10編のうち、私のお気に入りは次の二つです。
・「GO夢中」(ゴーむちゅう、五里霧中)
⇒「ポケモンGO」にたくさんの人がはまった。
・「新都多難」(しんとたなん、前途多難)
う~む……。(感嘆)
毎年のことではありますが、柔軟な発想力に感心することしきりです。
この「創作四字熟語」に関するもので、
コラムニストの方の、次のような四字熟語が紹介されていました。
『最後に、筆者が11月以降のニュースで練ってみた。
まさかのトランプ氏当選。かの国を真っ二つに引き裂く米大統領選は
「暴語米断(ぼうごべいだん)」の様相を呈した。
国会ではカジノ法が特急で成立した。
「賭損之苦(とそんのくるしみ)」が広がらぬよう祈るばかり。』
お見事な出来栄えだと思います。(拍手)
あっ、そうそう、そういえば、
昨日17日の朝日新聞「折々のことば」は、政治学者・宮田光雄さんの
『権力者がジョークの流布を見逃すことができるなら、
その権力は、あきらかに安定している』という言葉でした。
なんだかんだといいながら、
「ジョーク」や「ユーモア」が通用する「国」と「時代」に生きていることは、
とても幸せなことだと思います。