今日はよく晴れて気持ちの良い一日となりました。
でも、私の体調はイマイチでした。
大腸内視鏡検査がいかに体力を消耗させるか、体験を通じて理解できます。
さて、『下町ロケット』(池井戸潤著:小学館文庫)を読了しました。
第145回直木賞受賞作にふさわしく、とても面白い小説でした。
いつものように、本の中で印象に残った記述を書き残しておきます。
・人間の本性が現れるのは、平時ではなく、追い詰められたときである。
・穴を開ける、削る、研磨する--技術がいくら進歩しても、
それがモノ作りの基本だと思う。
・会社とはなにか。なんのために働いているのか。誰のために生きているのか--。
佃が突きつけられているのは、会社経営における、まさに本質的な問題だ。
技術立国日本を支えているのは、佃製作所のような誇り高き中小企業と
そこで働く熟練工の皆さんの技術であることを、改めて認識した次第です。
また、自らの夢を仕事を通じて実現することの尊さを本書から学びました。