しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

希望を失わずに

賑やかだった昨日の元旦と打って変って、

今日2日という日が静かに過ぎ去っていきます……。

 

午前中は昨日届いた年賀状の返信を書き、

午後は炬燵で寝ころびながらの読書に励みました。

あぁ~、それにしても、お休みはあっという間に終わりそうで、

明後日から仕事だと思うと気持ちも下降気味になります。

 

そんな気持ちのなか、明日の楽しみは箱根駅伝です。

早大は今日の往路で青学大に33秒差の2位でした。

明日の復路での各選手の快走を期待したいと思います。

 

さて、話は変わりますが、昨日元旦の朝日新聞「耕論」は、

冒頭、次のような文章で始まっていました。

『未来へと続く坂を上っていけば、よりよい世界が待っている。

 そう思っていた。でも、いつのまにか社会は息苦しくなり、争いはやまない。

 欧州や米国では昨年、予想もしなかった変化も起きた。

 2017年のはじまり。私たちは、どこへ向かおうとしているのか。

 見通しにくい未来でも、希望はあるのか。』

 

この問い掛けに対し、霊長類学者で京都大学総長の山極寿一さんは、

今を『安心が消え、不安が極大化した時代。』ととらえたうえで、

『安心をつくり出すのは、相手と対面し、見つめ合いながら、

状況を判断する「共感力」。』とおっしゃっていました。

 

2017年、世界や人類がどのような方向に向かうのか分かりませんが、

私個人としては、さまざま人との「信頼と安心」の関係のなかで、

希望を失わずにこの1年を生きていこう、そう思っています。