しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

昭和の日の庭三景

今日29日の「昭和の日」はよく晴れて、この時期らしい爽やかな日となりました。

明日は娘の誕生日…。

毎年、娘の誕生日を祝福するように咲くプランターのスズランは、

今年は成長が遅くて、まだ花が咲きそうにありませんでしたが、

下の写真のように、塀際のスズランに、遠慮するように三輪の花が咲きました。

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次の写真は、玄関のハナミズキです。

こちらも、ようやく白い花が咲きました。

今年は桜の開花が遅かったですが、我が家のハナミズキも開花が遅く、

花の数も例年より少ないように思います。f:id:miyoshi_s:20170429155852j:plain

それに引き換え、小さい方のヤマモミジは、

花ではありませんが、ご覧のように勢いよく新緑が伸びています。

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そして、庭に出て、やさしい風を肌に感じていると、

ふきのとうの「南風の頃」という名曲を、突然のように思い出しました。

♬ 南風吹いたら 流れ雲流れて 本棚の写真帳 色褪せたまま

  陽だまりのかげろうに あなたを想いつつ 縁側でひとりぼっち ひなたぼっこ

  この町に慣れようと 泣き笑いおぼえて かわらぬ生活(くらし)に季節をみつけた

  僕の背中で想い出が ゆらゆら揺れてます 

  昨日の涙で面影も ゆらゆら揺れてます

 

この曲は確か、

私が大学に入学した年(昭和50年)の今頃、流行っていたように記憶しています。

京都での浪人生活を終え上京した私は、

大学生活を始めて一か月が経過しようとしていた、ちょうど今頃の季節に、

強烈な脱力感と寂寥感に襲われていました。

そして、この曲の歌詞にあるように、

高校生の時に大好きだった彼女のことばかりを想っていました。

 

ところで、来週の連休には、甥っ子の結婚式で、

約40年振りに京都に行くことになりました。

京都は私にとって、

子どもの頃の楽しい思い出と大学浪人時代の辛い想い出が錯綜する街…。

どちらの自分に再び巡り合えるのか、今から楽しみです。