しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

世代の橋渡しという役割

8月9日に亡くなった叔父は、満75歳でした。

叔母によると、最後の最後まで生きる希望を失わず、

肺がんの抗がん剤治療にも懸命に立ち向かったとのことでした。

 

9人の兄弟姉妹のうち、末っ子だった叔父は、

6番目に生まれた私の母と、とても仲良くしていました。

私がまだ滋賀県大津市に住んでいた小学生の頃、

当時独身だった叔父は、おもちゃを持参して、よく我が家を訪ねてくれました。

また、私が愛媛に帰って2年目の中学3年生の時には、

大阪万博を観に行くため、叔父の家に泊めてもらったことを思い出します。

昨日は、その叔父の甥っ子、姪っ子の数名が勢揃いし、

懐かしい昔話に花を咲かせたところです。

この再会の機会を与えてくれた叔父に感謝したいと思います。

 

さて、昨日の大阪天王寺は、大勢の人で賑わっていました。

昼食は妻と二人で、「あべのハルカス近鉄本店」のレストラン街で食べましたが、

順番待ちで並んだ時間を含め、約1時間30分を要しました。

下の2枚の写真は、その昼食のテーブル席から撮ったものです。

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そして、今日12日は、

5月に結婚した甥っ子夫婦が兵庫から帰省し、我が家を訪ねてくれました。

身を粉にして働いて人生を終えた母方の叔父と

若くて人生の希望に満ち溢れた父方の甥っ子…。

その二人の世代を「橋渡し」しているのが、

「私」という存在なのかもしれないと、ふと考えた次第です……。

 

相変わらず暑い日が続いていますが、

立秋も過ぎ、吹いてくる風に涼しさを感じるようになりました。

窓の外から聞こえてくる蝉の鳴き声も、

いつの間にかツクツクボーシに主役が交代しています。

ここ数日、慌ただしい日を過ごしたため、お盆の準備がまだ整っていません。

明日は迎え火を焚き、この世に帰ってくる母に、

この一年間のいろいろな出来事を報告をしたいと思います。