しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

雑魚寝の思い出

昨日28日のYahoo!ニュースに、神戸新聞NEXTの

『大部屋で雑魚寝⇒豪華船室  フェリーの旅、様変わり』

という記事が掲載されていました。その記事には次のようなことが書かれていました。

 

『かつて大部屋で雑魚寝(ざこね)といったイメージのあった、

 フェリーでの船旅が様変わりしている。各社が豪華な船室を備えた新造船を投入。

 個室を増やし、相部屋もプライバシーに配慮したカプセル型ベッドを導入するなど、

 多様なニーズに応える。格安航空会社(LCC)など国内移動の価格競争とは

 一線を画し、ゆったりと船旅を楽しむ“海上ホテル”をうたう。

 大分港(大分市)行き「フェリーさんふらわあ」、

 新門司港(北九州市)行き「阪九フェリー」が発着する

 神戸・六甲アイランドの乗り場は8月、利用客で最もにぎわう。

 孫3人とユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市)で遊んだという

 大分市の女性(63)が、帰路の「さんふらわあ」に乗り込み、

 10人用の相部屋に入った。室内はカプセル型の1人用ベッドで区切られ、

 人の目を気にせず休める。女性は「大部屋に雑魚寝していた頃とは大違い。

 船内も静かになり、ぐっすり眠れそう」とほほ笑んだ。』

 

この記事を読んで、大阪府茨木市滋賀県大津市に住んでいた子供の頃、

そして、京都で大学受験のため浪人していた頃に、

関西汽船の神戸~松山航路を帰省でよく利用したことを思い出しました。

 

特に覚えているのは、松山からの帰りの便がいつも超満員、

「大部屋で雑魚寝」といっても、横になるスペースを確保するのがやっとのことで、

足を十分に延ばして寝られたことはほとんどなく、

ひどい時には、食堂や通路で寝たことがあったように記憶しています。

 

それが記事によると、最近では、

相部屋でもプライバシーに配慮したカプセル型ベットが導入されているとか……。

今は、神戸~松山間の航路は廃止されているけれども、

機会があれば、(雑魚寝ではなく)ゆったりとした船旅をしてみたいと思います。

そして、子供の頃に強烈にインプットされた

朝起きて甲板に出たときの潮の香りと、瀬戸内海の美しい島々の風景を

もう一度、懐かしい思い出とともに味わってみたいです………。