しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

ブルーマンデーとスローマンデー

土曜、日曜と十分休養したつもりだったけれど、

先週金曜日のバスの長旅の疲れが残っているせいか、今日は一日とてもしんどかったです。

おまけに、朝一番の職場の机上には、書類が山積みされていて、

それを見たとたんに、テンションが一気に下がってしまいました。

「やっぱりこの歳になっても、月曜日はおっくうで、苦手だなぁ~」と思っていたところ、

私の心を見透かしたように、

今日25日の朝日新聞天声人語」には、次のようなことが書かれていました。


『 ~(略)~ いくつになっても学校や勤めのある限り、月曜は気分が重い。ブルーマンデーである。

 医療の世界でも、月曜の午前に心筋梗塞(こうそく)など

 心疾患事故の多いことはかねて知られていた。

 原因を解明しようと、愛知県にある旭労災病院の木村玄次郎院長(69)の研究班は、

 月曜と金曜、休日に心臓にかかる負担を調べた。対象は平日に勤めを持つ207人。

 起床時、朝10時、夕方4時、入眠前に血圧計で測定してもらうと、

 血圧に心拍数をかけた数値が月曜の朝10時にきわだって高かった。

 「血圧と心拍数の積は心臓にかかる負荷を示します。土日にリラックスした心臓に、

 月曜午前は一気にストレスがかかるようです」と木村院長。

 週の初めは、仕事の段取りを決め、外せない会議や上司への報告も多い。

 急に仕事モードに入るのは心臓に悪いそうだ。

 木村院長らが提唱するのは「スローマンデー」である。

 月曜の朝、職場に着いてもいきなりギアを高速に入れないよう勧める。

 なるほど「哀愁」だの「ブルー」だのと嘆くより、

 月曜は特別に心臓をいたわってあげる日にしたい。

 政府が旗を振ってもさっぱり広まらない

 月末金曜の仕事早じまい運動「プレミアムフライデー」より、よほど心身にやさしい。』


う~む、なるほど‥‥。納得しました。

月曜日に心臓に負荷がかかっていることは、医学的にも証明されているのですね‥。

私もこれからは、月曜日にはゆっくりと仕事をスタートするように心がけたいと思います。

(いや、私の場合、仕事はいつもスロースタートでした‥‥(苦笑))

また、政府が提唱する「働き方改革」の一環として、

月曜日を官民そろって「ノー会議デー」に設定するのも、妙案かもしれません。