しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

風雨の中を投票所へ

今日は衆院選挙の投票日‥‥。ところが、今日も朝から雨が降り続いています。

う~む、弱ったな‥‥。

指定の投票所までは、徒歩でわずか200mの距離なのに、なかなか身体が動きません。

そんな思いを抱いて日経新聞を眺めていたところ、「社説」に次のようなことが書かれていました。


『報道各社による各党の獲得予想議席の報道で大勢が明らかになり、

 選挙戦への関心がすっかりしぼんでしまったのは確かだ。

 小選挙区はすでに行方が見えており、自分の票が選挙に影響を及ぼす可能性は低いので

 棄権しようと考える人がいるとすれば、事前の予測が外れた例をあげよう。

 大平正芳首相が一般消費税の導入を掲げて戦った1979年の衆院選と、

 橋本龍太郎首相の退陣につながった98年の参院選が代表例だ。

 いずれも自民党勝利の予想がくつがえった。

 もうひとつ指摘される棄権の理由は、

 政党や候補者の政策の違いや自分の利益になるかどうかが判断できないためである。

 こんどは自民・公明両党、希望の党日本維新の会、共産・立憲民主・社民各党の

 3極の構図になったことで分かりやすくなったはずだ。

 まして小選挙区と比例の2票を持っている。

 使い分けるかどうかはともかくとして、権利を行使しない手はない。

 棄権とは多数派に国の将来を無条件でゆだねることである。

 そんな「お任せ民主主義」とは決別したい。』


「お任せ民主主義」ですか‥‥。それはちょっと‥‥。

これでようやく足が投票所に向かうことになりました。

投票を済ませ、投票所を出ると、地元民放のスタッフが出口調査を行っていました。

声を掛けられて、私もアンケート調査に協力することにしました。

小選挙区比例代表の投票先、今回の選挙で何を重要視したかなど、

質問が10項目あったと記憶していますが、私としては「筋は通した」回答になったはずです。


先ほどの「社説」には、

『平成から次なる時代へ、10年代から20年代へ、

 日本政治の方向性が固まる節目の選挙である。』とも書かれていました。

超大型台風21号が接近していて、雨・風とも強かったけれど、

やっぱり投票所に足を運んで良かったと思っています。