「10月末までに注文すると20%割引」というダイレクトメールに誘われるかのように、
今日27日は、仕事が終わってから、
職場近くの馴染みのお店に行って、来年の年賀状の印刷を頼んできました。
毎年のように発注しているせいか、女性店員の方は、
私が名前を名乗らないうちに、今年の年賀状の発注履歴を検索して、
来年の年賀状に書く字体やレイアウトを的確にアドバイスしてくれました。
う~む‥‥。これぞプロフェッショナルの仕事でしょうか‥。
ところで、来年2018年(平成30年)の干支は戌(いぬ)、
十干十二支でいうと戊戌(つちのえいぬ)の年になります。
思い付いて久しぶりに、安岡正篤先生の『干支の活学』(ブレジデント社)をひもといてみると、
「戊」は茂で、樹木が茂ると、風通しや日当たりが悪くなって、虫がついたり、
梢(うら)枯れしたり、根上がりしたりして、樹がいたむ、悪くすると枯れる。
そこで思い切って選定しなければならぬ、というのが戊の意味。
また、「戌」は戊と同義語。
すなわち枝葉末節が茂って、日当たりが悪くなり、風が通らなくなることで、
いわゆる末梢的煩瑣(はんさ)とか、過剰を表す文字という解説がありました。
‥‥‥。(沈黙) なんだか、「戊」と「戌」のダブルで閉塞感が漂う年になりそうな感じですよね。
ただ、安岡先生は、次のようにも述べられていました。
『いずれにしても、戌の歳は余分、過剰な物事に大鉈を振るい、思い切った大整理をする年である。
簡素の美に徹する年である。家事においても、会社の経営、官庁の行政においても、
余分な贅肉を切り取り、無駄な支出を節約しなければならない。』
はぃ、よく分かりました。
さて、私といえば、今年は「めまい」や「不眠」、
さらには「体重減少」など、体調不良に悩んだ年となりました。
安岡先生の言われるように、来年の戌年に、身体からも余分な贅肉を切り取ろうとすると、
私は骨だけになってしまいそうです。(苦笑)
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