「雨が雪となってちらつくような寒さがやってくる」という意味だそうですが、
痩せていて薄っぺらな皮下脂肪しかない私には、寒さが直接骨に突き刺さるような感じがします。
また、11月22日の今日は、「いい夫婦の日」ということらしく、
朝日新聞一面コラム「天声人語」には、次のようなことが書かれていました。
『 ~(略)~夫婦の根幹にあるのは、情と習慣と持続。絵本作家の佐野洋子さんがエッセーで書いている。
「夫婦とは多分愛が情に変質した時から始まるのである。
情とは多分習慣から生(うま)れるもので、生活は習慣である」
「五十過ぎて仲良くなった夫婦は、けろうがたたこうが、びくともしなくなる」
2度の結婚と離婚を経験したがゆえの冷静な見方だろう。
続かなそうで続き、続きそうで続かない。そんな不思議な関係である。
11月22日は「いい夫婦の日」。パートナーのあり方も、これから多様化していくだろう。
「いい夫夫」「いい婦婦」であっても、ことの本質は変わらないか。
二人でたくさん苦しみ、たくさんなじり、たくさん慰め、たくさん笑う。
みけんのしわも目尻のしわも、いずれ二人の履歴書になる。』
う~む、夫婦の根幹にあるのは「情と習慣と持続」ですか‥‥。とても含蓄に富むお言葉です。
また、「続かなそうで続き、続きそうで続かない。」は、まるで私と妻との関係のようです。
まぁ、正直なところ、何の取り柄もない私に
30数年間も連れ添ってくれている妻には頭が下がる思いです。
ところで、いつものように「こよみのページ」の「今日は何の日?」を読んでいたところ、
「いい夫婦の日」について、次のような解説がありました。
『通産省と余暇開発センターが1988年(昭和63年)に提唱したもので、
勤労感謝の日と組み合わせ、秋の連休となるよう祝日化を目指している。
11月22日を「いいふうふ」と読ませる語呂合せが発端。 』
へぇ~、そうだったのですか‥‥。祝日化の動きがあることを初めて知りました。
これは、グッド・アイデアだと思います。
ただ、我が家のように「いい夫婦」とはいえない家庭もあるかもしれないので、
この日を広く「家族の日」として、国民皆でお祝いしてはどうかと思いますが、いかがでしょう‥‥?