しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「挑戦を続ける姿勢」に学ぶ

47歳で将棋の永世七冠の資格を獲得した羽生善治さん。

その羽生さんの次のような語録が、今日8日の朝日新聞「社説」で紹介されていました。


・(今回の快挙に際してなお) 将棋の本質がまだまだわかっていない

・決断とリスクはワンセット

・実践には思考の何倍もの「学び」がある

・そんな馬鹿なと思われることから創造は生まれる

・先入観を捨てよ

・(人工知能AIに関連して、人間の可能性をどこに見出すかについて)
 いかに読まないかだ

・(永世七冠を決めた直後の会見で、40代後半になっての強みを問われ)
 足し算でなく、無駄なことは考えずに引き算で考える
 経験によるところが大きいので、そこは大切にしたい


う~む、なるほど‥‥。

「膨大な試行錯誤の中から生まれた」とされる羽生さんのお言葉は、

確かに、そのひと言ひと言に重みがあります。

さらに、この社説では次のようなことが書かれていました。


『ふつうは障壁と考える加齢という現実を受け入れ、しかし可能性をあきらめない。

 年を重ねることで得たものを駆使し、できることに絞って果敢にとり組む。

 この柔軟さが、羽生さんの強さを支えてきた、もうひとつの秘密といえるだろう。

 対戦相手に向き合い、相手の得意形にも飛び込みながら、自分の殻を破っていく。

 挑戦を続けるその姿勢は、世代や立場を問わず、これからも多くの人を勇気づけるに違いない。』


はぃ‥‥、私も羽生さんの姿勢に「勇気づけられた多くの人」のなかの一人です。

加齢を言い訳にせず、自分ができることに前向きに挑戦する姿勢を、私も見習いたいと思います。