季節はずれに引いた風邪で、寝床に臥せること丸一日、
今日になってようやく、「箱根家族旅行顛末記」を書く体力と気力が回復しました。
旅行初日の4月28日(土)、松山空港午前9時45分発ANA584便で羽田空港へ。
羽田空港には午前11時ピッタリに着陸しましたが、お天気が良かったせいか、
飛行中、機体は静かで全く揺れることがありませんでした。こんなこと滅多にありません。
羽田空港で簡単な昼食を済ませ、宿泊地の新宿へ。
どの交通手段で新宿まで行くか迷いましたが、足腰の弱い父のことを考え、
結局、乗り換えのないリムジンバスを選択しました。
また、連休初日で交通渋滞も心配でしたが、都心の道路の流れはかえってスムーズでした。
初日の宿泊地を新宿に選んだのは、小田急ロマンスカーで箱根まで行きたかったからです。
ところが、ロマンスカーの座席を予約するのをすっかり忘れていて、
29日(日)の午前中の箱根行きの便は、一週間前にはすでに満席の状態でした。
新宿に到着後、一縷の望みを託して小田急の案内所に行ってはみたものの、やっぱりダメでした。
初日に泊まったのは、JR新宿駅南口近くの「JR九州ホテルブラッサム新宿」。
車椅子がスムーズに入れる広い部屋で、バイキングの朝食がとても美味しかったです。


旅行二日目の4月29日(日)は、午前8時53分発のJR湘南新宿ライン特別快速で小田原へ。
新宿駅のホームで先頭に並び、到着した電車からは大勢の人が降りたので、
小田原までの約1時間20分、5人全員が座ることができました。
電車で横浜方面に向かうのは随分と久しぶりのことで、車窓から見える横浜の街並みを見ながら、
弟の代わりに、横浜国立大学の合否結果を見に行ったことや、
高校時代の女子クラスメートを案内して、山下公園や外国人墓地を散策したことなど、
若かりし頃の自分を懐かしく思い出しました。
小田原駅では、自動券売機で「箱根フリーパス」を購入しました。
(下の画像は、箱根フリーパスで自由に乗り降りできる乗り物で、「箱根ナビ」からの引用です。)
大人一人4千円、子ども一人千円の料金がクレジットカードで購入可能なことにびっくりしました。
小田原から箱根湯本までは箱根登山線に乗り換えます。
午前10時47分の出発直前に乗ったため、車内は満員状態でしたが、
ドア付近に座っていたインド人らしき外国人の方が、杖を持った父を見つけて、
すばやく席を譲ってくれました。旅先で出合った優しい心遣いがとても有難かったです。
満員電車の中は、大勢の外国人がいて、海外旅行に来たような感覚でした。
箱根が外国人観光客に、これほど人気があることに驚いた次第です。
ここまで書いて、さすがに疲れてきました。旅の続きは、また明日書くことにします‥‥。