昨日9日に書かれた岡本全勝・内閣官房参与のHPを読んで、
魚の生態には、「回遊魚」のほかに「根魚(ねざかな)」というのがあることを知りました。
その内容というのは、次のようなものでした。
『魚の生態で、回遊魚と根魚(ねざかな)の違いがあります。
回遊魚は、水温の変化やエサを追いかけて、大洋を移動します。
マグロ、カツオ、サンマが代表例です。他方、根魚は、海底の岩礁や海草の間などに棲み、
広範囲には動き回りません。磯釣りの対象です。根付き魚とも呼びます。
人の仕事ぶりでも、この対比は使えます。精力的に動き回る人と、じっとしている人です。
時と場合によりますが、動かなければならないときに、じっとしている人、遅い人は困ります。
「不動明王」「鎌倉の大仏さん」と呼ばれます。
情報を集める、人脈を広げるには、回遊魚でなければなりません。
もっとも、ただ動き回っているだけでは困ります。「あいつは落ち着きがないなあ」です。
また、帰るべき本拠地がなく、動き回っているだけでも困ります。
専門分野を持ちながら、回遊するのが良いのでしょう。
この点は、『明るい公務員講座 仕事の達人編』でも、強調しました。
日頃の生活にも、例えることができます。休日に家で寝ているか、出かけるか。
一度しかない人生なら、いろいろと見たいですよね。 ~ (以下、略) ~ 』
う~む、なるほど‥‥。耳が痛いご指摘です。
この分類でいくと、私は間違いなく「根魚」で、「不動明王」「鎌倉の大仏さん」に該当します。
さらに、日常の生活でも「休日に家で寝ている」タイプになります。
「生きるのが下手な小心者」といえばそれまでなのですが、生まれ持った性格のようにも思います。
「一度しかない人生」というのは、自分なりに理解しているつもりなのですが‥‥‥。
「積極的な人生」を歩んでいる人が羨ましいです。