NHKテレビテキストの100分de名著『河合隼雄スペシャル』を読了しました。
本書を読んで一番印象に残ったのは、ゲスト講師の河合俊雄さんが、河合隼雄さんの座右の銘の一つが、
「モンテ・クリスト伯」(デュマ著)の「待て、しかして希望せよ!」であることを紹介されている箇所でした。
私もこの言葉が大好きです。
なお、この前段で河合俊雄さんは、
『可能性があるからと気楽に構えて努力を怠ったり、逆に「努力あるのみ」とばかりに
無用な苦行に身を投じたりするのは、どちらも賢明とはいえないということです。
これは心理療法の心構えとしてだけでなく、私たちの生き方、物事にどう取り組むべきかを考える上でも
大切なヒントになります。』と述べられていました。
う~む‥‥。この解説と「待て、しかして希望せよ!」とがどうつながるのか、
私にはイマイチ理解できませんでした。
そこで、以前読んだNHKテレビテキストの100分de名著『モンテ・クリスト伯』を取り出すと、
作家の佐藤健一さんが、次のように述べられていました。
『神なき時代における人生や幸せの意味は、さまざまなことを経験した自分の中から
見つけ出していくしかないということなのかもしれません。』
う~む、まいったな‥‥。ますます分からなくなりました。
結局のところ、私はこのテキストから何を学んだのかしら?(反省)

河合隼雄スペシャル 2018年7月 (100分 de 名著)
- 作者: 河合俊雄
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2018/06/25
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る