台風15号が近づいているからでしょうか、昨日、そして今日と、半端ない暑さが続いています。
また、寝苦しい夜が続き、睡眠不足のせいか、体調も芳しくありません。
あぁ~、なんとか早く涼しくなってくれないかしら‥‥。(溜息)
さて、日経新聞では、安斎隆・セブン銀行特別顧問の「私の履歴書」が連載中です。
第13回目の今日は、危機管理とメディア対応の要諦について、
安斎さんは、次のように述べられていました。
『危機管理とメディア対応に話題を転じよう。
危機が発生したら、一発で処理を終わらせるのが理想だ。嘘をつかず、隠し事はしない。
ただし、どうしても調べなければ分からない点があるなら、時間をくださいと頼む。
推測を交えた中途半端な説明をしてはならない。徹底的に調べてなるべく早く結果を公表する。
意識しなければならないのはメディアの向こうにいる国民だ。
私は日銀にいるとき、メディア各社と深く付き合ったが、
メディアといかに付き合うべきかではなく、国民に何を伝えるべきかをまず、
考えて行動してきたつもりだ。
民間銀行の経営に転じた後は、メディアの向こうにいるのは
顧客、株主、従業員といったステークホルダー(利害関係者)である。
ステークホルダーに何を伝えるべきかを常に考えながらメディアと付き合っている。』
う~む、なるほど‥‥。
私はもう既に大きな組織から離れてしまった身で、偉そうなコメントはできませんが、
現役の皆さんにとっては、とても参考になる「危機管理とメディア対応の要諦」だと思います。