昨日16日は、お盆の「送り火」を焚きました。
13日の「迎え火」と違ったのは、妻と父と私のほかに、孫娘が加わったことです。
孫娘には、「送り火は、グランパのお母さんみたいに、お盆の期間を一緒に過ごした先祖の霊を、
火を焚いて天国に送り返す行事なのだよ‥。」と説明したところ、
「霊ってなに?」という、答えに窮するような質問を私にした後で、
ご覧のような絵日記を描いてくれました。
送り火から天上へ向かう女性は、孫娘によると、私の母(孫娘にとっては曾祖母)とのことでした。
う~む‥‥。
小学一年生にしては、送り火の意味を正確に理解しているみたいで、ビックリしました。
ひょっとしたら、私たち三人がこの世を去っても、
孫娘が我が家のお盆の伝統行事を、なんとか引き継いでくれるかもしれません。
ところで、ネット検索すると、送り火にも次のような味わい深い俳句がありました。
「送火や 嫁つぎ娘が かけつけて」( 篠田三七子)
「送り火の まへに来てをり 女の子」(木下野生)
便乗して私も一句‥‥。「送り火を 伝えた孫が 絵日記(え)を描(えが)く」