今日で8月も終わりです。
‥‥にもかかわらず、朝から太陽は容赦なくギラギラと輝いていました。
いったいいつになったらこの暑さが和らぐのか、そして、いつになったらまとまった雨が降るのか‥。
『人生のおいて最も絶えがたいことは、悪天候が続くことではなく、雲一つ無い晴天が続くことである。』
カール・ヒルティの名言を思い出しながら、天を仰いでため息をつく‥‥。
やっぱりなんか、今年の夏は異常ではないのかしら‥‥?
そんな私の思いを代弁してくれたのは、今日の日経新聞一面コラム「春秋」でした。
『風鈴や打ち水、そして、よしずに冷や麦‥‥。
歳時記をめくれば、字面を見るだけで涼しげな季語が並ぶ。
人々が暮らしのなかで、長い年月をかけはぐくんできた品々やならわしである。
しかし、そんなアイテムでさえ通用しなさそうな常識はずれの今年の炎暑だった。
~ (中略) ~
関東地方の際立って早い梅雨明けと、いつ終わるともしれない高温。
多くの犠牲者を出し、今なお爪痕を残す西日本を中心とした豪雨。
台風の迷走にも驚いた。列島の気象が未知の段階に入ったかのような気味悪ささえある。
季節をめで、味わう前に、天災から身を守り、人災を招かぬ心構えがいるとは。風情より備えか。』
う~む、「風情より備え」ですか‥‥。
なんだかこのままだと、夏からいきなり冬になりそうな予感がします。
孫娘が大人になったころには、日本という国から「春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)」がなくなって、
「夏夏冬冬(かかとうとう)」になっていたりして‥‥。