白髪を染めずにテレビに出演し、話題になっているフリーアナウンサーの
近藤サトさん(50)のことが紹介されていました。
そして、「思い切って白髪を受け入れようとする動きが少しずつ広まっているらしい」として、
次のようなことが書かれていました。
『主婦の友社編『グレイヘアという選択』が、こんな声を拾っている。
「本来の自分を隠すことはストレス」「白髪になったら、パステルカラーが似合うようになる」。
ロマンスグレーがかっこよさを求めるなら、グレーヘアで手に入るのは解放感や自由さか。
こうでなければいけないという思いを脇に置けば、心はもっと軽くなるかもしれない。
髪でも、ほかのことでも。』
私がこの文章のなかで特に印象に残ったのは、
「こうでなければいけないという思いを脇に置けば、心はもっと軽くなるかもしれない。
髪でも、ほかのことでも。」という記述です。
妻に言わせると、私は「こうでなければいけないという思い」が
日常生活においても強すぎるのだそうです。
「決まった時間に決まったことをしなければ落ち着かない」、あるいは、
「決められた時間に決められたことをしなければ落ち着かない」というのは、
良い意味では「几帳面な性格」なのかもしれませんが、
悪い意味では「変化に対応できない」というか、「融通が利かない」「頭が固い」のです。
できれば「心を軽く」した人生を送りたいのだけれど、それができない自分が、今ここにいます。