いつも読んでいるメールマガジン「日刊☆こよみのページ」によると、
今日26日は「ワープロの日」とのことでした。
そして、「ワープロ」という言葉の解説と感想が、次のように書かれていました。
『日本のワープロの歴史は1978年9月26日に
東芝が JW-10というワードプロセッサを完成させ、即日展示会に出品したことに始まります。
完成したワープロの大きさは、机一つ分の大きさ。価格は630万円。
1978年当時の630万円です。
これだけあれば他のものならどれくらいの買い物が出来たでしょうか?
一時期はPC +ワープロソフトという汎用機を使用したものより
このワープロ専用機が広く使われ隆盛を極めました。
Rupo(ルポ)、文豪、書院、オアシスなど様々なメーカーの様々なワープロ機が登場しました。
ところが気が付くといつの間にか、ワープロ専用機は姿を消し、
現在のようにワープロといえばコンピューターの上で動作する
一アプリケーションソフトとなってしまいました。
私見ですが、ワープロ専用機は「独自の強化機能競争」に陥って、
本当に使う側が必要とした使いやすさや、低価格化と違った方向に向かったため、
何時しか魅力を失ってしまったように思えます。
その絶滅の様はなぜか中生代の地球の王者恐竜が滅びた姿とダブって見えます。』
ワープロが職場に本格的に普及し始めたのは、平成3年頃ではなかったかと記憶しています。
何回も修正や訂正が可能で、データの共有もでき、
しかも文字が美しく印刷できるワープロ専用機は、
個人と組織にとって、革命的というか、救世主のような存在でした。
事務の効率化に大きな役割を果たしたことは、間違のない事実だと思います。
ところが、ご指摘のように、いつの間にかワープロ専用機は職場から姿を消してしまいました。
それがいつ頃だったのか、どういう理由だったのか、思い出すことさえできません‥‥。
恐竜は絶滅してしまったけれど、
ワープロ専用機は、不死鳥のように再び蘇ることはあり得るのでしょうか?
文字と言語がこの世に存在する限り、姿・形を変えて復活するような予感もします。