「〇〇迎賓館」という結婚式専用の施設で執り行われた式典に、昨日、初めて出席しました。
披露宴のオープニングには、新郎新婦がテラスに面した窓からいきなり飛び込んできて、
若いスタッフと一緒にダンスを踊ったり、出席者全員がテラスに出て風船を飛ばしたり、
まるでスコップのような巨大なスプーンで、新婦が新郎にケーキを食べさせたり、
生真面目なオジサン(私のことです‥)は、凝ったサプライズの演出に、ただただ唖然とするばかりでした。
それでも、来賓挨拶や乾杯の発声、両家を代表しての挨拶などは、
昔も今も変わりがない「儀式」として存続しています。
人口減少・少子化が加速度的に進展していくなかで、
結婚式という一生に一度の晴れの舞台を演出するブライダル業界は、
これからどのように進化・発展していくのだろうか‥?それとも、苦難な道を歩んでいくのだろうか‥?
新郎新婦の眩いばかりの笑顔を見ながら、そんなことをふと考えた次第です。