今日の日経新聞デジタル版「スグ効くニュース解説」は、
『若者、高級ブランドにはまる?』というタイトルの記事でした。
記事によると、百貨店が相次いで化粧品売り場を広げているそうです。
具体的には、そごう横浜店(横浜市)が、
面積を2800平方メートルから4400平方メートルに拡大し、日本最大級の売り場が誕生、
日本橋高島屋(東京・中央)も同月に増床、地方の百貨店も同様の動きが見られるとのことでした。
この、背景には訪日客だけでなく20代の女性の来店増があり、
若い女性に人気なのはイヴ・サンローランやクリスチャンルブタンの口紅、
シャネルのハンドクリーム。
共通するのは、①一目でブランド品と分かる容器、②)バッグに入れて持ち運べること。
「自信がつく」「自分を高められる」という購入動機が多いのが特徴だそうです。
そして、「高級ブランドの人気が高まっているかどうか」について、
大岩佐和子編集委員の具体的な解説があり、その最後に次のような「結論」が書かれていました。
『高級だから買うというのではなく、ブランドの信頼感に引かれて手にする人が増えています。
将来への不安や自信のなさなど若い世代の心理を映し出しているようにみえます。』
この記事を読むと、私にも思い当たる節があります。
まず、百貨店が相次いで化粧品売り場を広げていることについて、
ほぼ高級ブランドの化粧品売り場で占められています。
華やいだ雰囲気を醸し出してはいるものの、
私のようなオジサンは、そのような売り場がある階に足を踏み入れることに気恥しさを覚えます。
そういえば、先日、その化粧品売り場で妻が買ったファンデーションの
クレジット払い請求書が私のところへ回ってきました。
金額を確かめると数万円もしたので、請求書を持った私の手が思わず震えます‥‥。
妻曰く、「数万円もするけど、毎日使うものだし、約半年はもつからコスパがいいのよ!」
(ちなみに、私が毎日使っている洗顔クリームは、スーパーで百円単位で購入できる商品です。)
どうやら、ブランドの信頼感に引かれるのは、若い女性に限らないようです‥‥。
ただし、「将来への不安や自信のなさ」は、私の妻とはほとんど関連性がありません。
念のため‥‥。