昨晩から降っていた雨は、今朝には止んでいました。
ただ、同時に今朝は、寒さが一段と増したように感じました。
その朝の動かない身体で、伊予鉄「松山市駅」ホームの地下階段を上っていた時、
ふと、このホームで約1か月前、高校の同級生、M・K君と
本当に久しぶりにバッタリ出会ったことを思い出しました。
私はホームに到着した電車で帰宅するところ、、彼はその電車から降りてきたところだったので、
お互い、ほんの数十秒しか会話する時間はありませんでした。
その短い時間で彼から聞かされたのは、同じ同窓生のK・H君が、
西日本豪雨があった今年7月に、肝臓がんで亡くなったという衝撃的な事実でした。
高校時代にK・H君とは同じクラスになったことはありませんでしたが、
M・K君とK・H君が羨ましいほど仲のいい親友で、
私はM・K君を通じて、K・H君と仲良くさせてもらいました。
彼は性格も明るく、しかもスポーツ万能で、私にはとても眩しい存在でした。
三人とも東京の大学だったので、M・K君の下宿で徹夜マージャンをしたこともあります。
今から思えば、約5年前の同窓会で会ったのが、今生の別れとなってしまいました。
早すぎる死に、語るべき言葉もありませんでしたが、ようやくこの日記に書けるようになりました。
そういえば、昭和60年1月末に、
高校時代の無二の親友、M・Y君を交通事故で失くしてからも、早や数十年が経過しました。
‥‥‥‥‥。「生きて、そして老いていく」ということは、
「死への耐性を身につけていく」ことなのかもしれません。