今朝、雨上がりの西の空に、きれいな虹を見ることができました。
集団登校中の松前小学校女子児童が発した「あっ、見て!虹が出てる!!」という言葉を聞いて、
思わずその方角を見上げた通勤途上の私‥‥。
その言葉を聞かなければ、虹に気がつくことはありませんでした。彼女達に感謝したいと思います。
さて、昨日26日の日経新聞「こころの健康学」は、『言い訳思考と距離置こう』というタイトルで、
認知行動療法研修開発センターの大野裕先生が、次のようなことを書かれていました。
『私たちは、ある行動がよくないからやめるようにと言われると、
何かと理由をつけてその行動を続けてしまうことが多い。
そうしたときには大体、「旅行中だから少しくらい多く食べてもよいだろう」と、
自分が自分に言い訳をしている。
自分に言い訳などしなくてもよさそうなものだが、気持ちは軽くなる。
仮にたくさん食べていても「少しくらいよいだろう」と、
「たくさん」を「少し」にこころの中で言い換えて罪悪感を和らげようとしたりする。
「高齢になれば少し太っているくらいが健康体」と自分を慰めて、よくない行動を続けようとする。
さらには「旅行から帰ってから食事量を抑えよう」と行動を先延ばしにする。
このような言い訳思考や先延ばし思考を使って不健康な行動を続けるのは、食事に限ったことではない。
お酒を飲み過ぎたりたばこをやめられなかったりする人たちも同じだ。
健康的な生活を送るには、こうした考え方から距離を置いて、
何が大切かを冷静に判断することが大切になる。』
う~む‥‥。とっても耳が痛いお話しです。
私は、たばこは約7年前にやめることができたのですが、毎晩の晩酌はどうしてもやめることができません。
週に1~2日の休肝日を置いた方が身体に良いことは理解しているつもりなのですが‥‥。
むしろ、最近では、350mlの缶ビールだけでは足りず、赤ワインも飲むようになりました。
それにしても、今から振り返ると,意志が弱い私が、よくたばこをやめられたものだと思います。
その頃は、ニコチンの禁断症状で苦しい思いをしたはずなのですが、
今はその塗炭の苦しみさえ思い出すことができません。
再び、それにしても、大野先生ご指摘の「言い訳思考と先延ばし思考」というのは、
私の人生そのものであったように思います。でも、これがどうしても直らなんだなぁ‥‥。(反省)