昨日に続いて、今日も県内の南予方面に出張でした。
車に同乗させてもらっているとはいえ、出張が続くと、
デジタル版を含め、落ち着いて新聞を読む時間を確保するのが難しくなります。
そんな状況下で目に留まったのが、今日の日経新聞文化欄「交遊抄」でした。
キューピー顧問の岩村暢子さんが、
曹洞宗大本山、永平寺・小林昌道監院の、次のような言葉を紹介されていました。
『岩村さん、自殺はいけません。仏教で自殺は他殺よりもいけません』
『自分を生かし切ってから死んで下さい』
『人生の成否は自分が決めることではない。
死ぬまでに「あなたに会えて良かった」と言う人が3人いたら大成功』
う~む、なるほど‥‥。いずれも重みのある言葉です。
特に、最後の言葉については、私は我が家の奥様にも見放されている身分なので、
こんな有難い言葉を言ってくれる人が、1人も現れずに人生を終わってしまいそうです。
そういえば、和田アキ子さんの名曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」にも、
次のようなフレーズがありました。
♬ あなたに逢えてよかった あなたには希望の匂いがする
つまずいて 傷ついて 泣き叫んでも
さわやかな希望の匂いがする
はぃ‥‥、そうなんですね。
困難な局面に遭遇しても、希望を失わない人こそが、魅力的な人物なのだと思います。