昨日27日の「NHKニュース おはよう日本」の「おはBiz」では、
その日が最後の出演となる豊永キャスターが、
2年間にわたり、ビジネスリーダーや世界の知識人にインタビューしてきたなかで、
ビジネスや暮らしのヒントとなる「刺さる言葉」を、当時を振り返りながら紹介されていました。
番組HPから、その内容を次のように要約してみました。
・起業家は振り返らない。「アントレプレナー ネバー ルックス バック」と僕は言っている。
終わったことはしかたがない。窮地は窮地なりに楽しむのが重要だと思っている。
どんどんチャレンジを奨励していく文化を創造する。
ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長~仕事への向き合い方~
・報告用の仕事は上司にとっていい仕事で、お客様にとっていい仕事ではない可能性がある。
・安定は衰退の前兆だ。
ホンダエアクラフトカンパニーの藤野道格社長~世界一にたどりつく発想のポイント~
・飛行機を最高のものにするためには、一つの判断基準で決めよう、ということが大切。
意見を調整して、足して2で割って、お互いが満足するのでは、いい飛行機はできない。
日銀の前総裁、白川方明さん
・金融緩和とは「需要の先食い」だ。
イスラエルの歴史家のユヴァル・ノア・ハラリさん
・人類は今、変化の時を迎えている。
もしこの進化の列車に乗り遅れたら、決して追いつくことはできないだろう。
これらの言葉の中で、私の「心に突き刺さる」のは、
やはり、柳井社長の「安定は衰退の前兆だ」という言葉です。(以前、この日記にも書きました。)
豊永キャスターのご指摘のように、今の世の中は、
「変わらなければいけない、変わらなければ生き残っていけない」のかもしれません。
ただ、このご指摘は、頭では分かっていても、実行するのはとても困難を伴います‥‥。