しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「刺さる言葉」のオンパレード

昨日27日の「NHKニュース おはよう日本」の「おはBiz」では、

その日が最後の出演となる豊永キャスターが、

2年間にわたり、ビジネスリーダーや世界の知識人にインタビューしてきたなかで、

ビジネスや暮らしのヒントとなる「刺さる言葉」を、当時を振り返りながら紹介されていました。

番組HPから、その内容を次のように要約してみました。


楽天三木谷浩史社長~失敗からの立ち直り方~

 ・起業家は振り返らない。「アントレプレナー ネバー ルックス バック」と僕は言っている。

  終わったことはしかたがない。窮地は窮地なりに楽しむのが重要だと思っている。

  どんどんチャレンジを奨励していく文化を創造する。


ファーストリテイリング柳井正会長兼社長~仕事への向き合い方~

 ・報告用の仕事は上司にとっていい仕事で、お客様にとっていい仕事ではない可能性がある。

 ・安定は衰退の前兆だ。


ホンダエアクラフトカンパニーの藤野道格社長~世界一にたどりつく発想のポイント~

 ・飛行機を最高のものにするためには、一つの判断基準で決めよう、ということが大切。

  意見を調整して、足して2で割って、お互いが満足するのでは、いい飛行機はできない。


日銀の前総裁、白川方明さん

 ・金融緩和とは「需要の先食い」だ。


イスラエルの歴史家のユヴァル・ノア・ハラリさん

 ・人類は今、変化の時を迎えている。

  もしこの進化の列車に乗り遅れたら、決して追いつくことはできないだろう。


これらの言葉の中で、私の「心に突き刺さる」のは、

やはり、柳井社長の「安定は衰退の前兆だ」という言葉です。(以前、この日記にも書きました。)

豊永キャスターのご指摘のように、今の世の中は、

「変わらなければいけない、変わらなければ生き残っていけない」のかもしれません。

ただ、このご指摘は、頭では分かっていても、実行するのはとても困難を伴います‥‥。