今日の日経新聞デジタル版に掲載された、
『レコード復権、若者つかむ~10年で生産枚数11倍に』というタイトルの、
次のような記事に目が留まりました。
『CDに取って代わられたアナログレコードの人気が本格的に回復してきた。
一時は消滅寸前に追い込まれたが、生産枚数は過去10年で11倍の約111万枚に回復。
著名アーティストがあえて新曲をレコードで出す例も。
ノスタルジーを求める従来のファンに加え、
大きなジャケットのデザイン性などに魅せられた若い世代に裾野が広がっているようだ。
~ (中略) ~
日本レコード協会によると、1976年に約2億枚あった国内のレコード生産数は、
82年に発売されたCDに取って代わられ、2009年に約10万枚にまで落ち込んだ。
だが、その後は一転して回復。
17年に16年ぶりに100万枚を突破し、18年は約111万枚となった。
back numberやPerfumeなどレコードを出す人気アーティストが増え、
新曲をレコードのみで発売するアーティストも登場。
逆にインターネットの音楽配信に脅かされているCDアルバムは下降線で、
18年までの10年間で35%減った。』
う~む‥‥。(沈黙)
アナログレコードもレコードプレーヤーも、今後は二度と聴くことはないと思い、
今の自宅を15年前に新築する際に、断腸の思いで処分してしまいました。
そのなかには、大学時代に購入した太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」や「赤いハイヒール」、
ふきのとうの「南風の頃」など、私のお気に入りのシングルレコードもあったのだけれど‥‥。
惜しいことをしました。こういうのを「覆水盆に返らず」というのでしょうね‥‥。
でもまさか、アナログレコードがここまで復活するなんて‥‥。
時代の先の、またその先を読む目が、当時の私にはなかったのだと思います。(今もないけど‥‥。)
トホホ‥‥の一言です。