昨日24日の日経新聞「Pickデータ」に掲載された
『「賃貸でいい」18%、10年で倍に』というタイトルの、次のような内容の記事を読んで、
少し考えるところがありました。
『持ち家に関する考え方が変化している。
国土交通省が全国の20歳以上の3000人を対象に住宅の所有についての考え方を調査したところ、
「借家(賃貸住宅)で構わない」と答えた人は17.8%と10年前の2倍に増え、
1994年の調査開始以来最高となった。
「土地・建物を両方所有したい」と回答した人は74.6%だった。
多数派を占めたものの、10年前に比べると10ポイント以上低下した。
資産としての不動産の位置付けが相対的に下がっているほか、
若い世代を中心に「生活や家族構成にあわせて引っ越しがしやすい借家を選ぶ人が増えている」
(国土交通省)という。実際、20代では「借家で構わない」との回答が23.8%あった。』
う~む、なるほど‥‥。
私の場合、48歳の時に実家を取り壊して、父名義の土地に家を新築してから15年‥‥。
家のローンの大半は退職金で返済したものの、今もその返済が続いています。
ところが、頑張って家を新築したものの、娘や孫娘が今後住む予定はほとんどなく、
いずれはお隣のように、空き家になる可能性が高くなっています。
ですから、記事を読んで、「借家でよかったも‥‥?」と思ったりしました。
でも、まぁ、よ~く考えてみると、「終の棲家の形態」をどう選ぶのかという問題は、
配偶者を選ぶのと同じぐらい重要な、人生における「決断」だと思います。
(ちょっと不適切な比較だったかしら‥‥?)