今日の愛媛新聞一面コラム「地軸」に、
「名もなき家事」のことが次のように書かれていて、
それを読んだ私は、大いに共感するところがありました。
『‥‥名前といえばこのところ、負担を訴える記事が共感を呼んでいるのが「名もなき家事」。
掃除や料理などに含まれない、地味だが煩雑な家事を指す。
今月発売の「やっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。」は、
書名の通りの試みで評判の一冊だ。
「昨夜洗った食器を、水滴の有無を確認しながら所定の位置に戻す」は「リ・ポジショニング」。
「タッパーのフタと容器を正しく組み合わせる」は「タッパー神経衰弱」‥‥。
著者はコピーライター梅田悟司さん。
育児休暇を取得し、初めて家事の大変さに気付いたことがきっかけという。
込められているのは、無数にある家事を頑張る人への敬意と、
だからこそ「不完全でいい」との思いだ。 ~ (中略) ~
「名もなき家事」も、ひとくくりにせずそれぞれと向き合えば、
各家庭でやるべきこと、一人一人ができることが見えてくるだろう。』
う~む、なるほど‥‥。私も「名もなき家事」の大変さは、よく分かっているつもりです。
それは例えば、コラムにもあった、昨夜食洗機で洗った食器を、朝の忙しい時間帯に定位置に戻す時、
水滴が残っていた時に感じるイライラ‥‥。
「可燃ゴミみ」、「プラスチック」、「ペットボトル、缶」と、わざわざゴミ箱を別にしているのに、
ゴミ出しの分別作業中に、可燃紙ゴミをプラスチックのゴミ箱で発見した時の腹立たしさ‥‥。
地味だけれど煩雑な「名もなき家事」を、平常心を保って遂行するのは結構大変ですよね‥。
もとから不器用な私が、これらの「名もなき家事」に真面目に取り組むと、
せっかくのお休みの一日は、あっという間に過ぎ去っていきます‥‥。
ですから私も、「名もなき家事」を頑張る同志諸兄に、心から敬意を表したいと思います。