しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

思い返すときめき

やっぱり無理でした‥‥。

いつものように午前5時に起きて、お弁当を作ったまではよかったけれど、

可燃ゴミをその収集場所へ運ぶのに、左足が痛くて歩行がままならず、

今日は仕事に行くことを止めにしました。


そして、いつもの整形外科の先生の所に行き、痛み止めの注射を打ってもらい、

温湿布と飲み薬を処方してもらいました。

この時間になって、ようやく痛みが和らいできたので、

明日はなんとか頑張って仕事に行きたいと思います。


さて、話は変わりますが、今月28日のNIKKEIプラス1「元気のココロ」では、

『思い返すときめき 脳を活性化』というタイトルで、次のようなことが書かれていました。


『かつて夢中になっていたアーティストの曲が流れて、

 当時のときめくような思いがよみがえることがある。旧友に会って思い出ばなしに花が咲き、

 楽しくなるだけでなく、なんだか気持ちまで少し若返ったような気分になることもあるだろう。

 宿敵だった相手でも、同じ時代を生きた仲間という感じになることもある。

 こうした効果を利用した心理療法に「回想法」と呼ばれるものがある。

 1960年代に米国の精神科医で老年学者であるロバート・バトラーさんが提唱したものだ。

 この療法の正式な対象者は高齢者で、新しい記憶を保つことが艱難となった状態でも、

 若い頃の記憶は保持されていることが多い特徴を活用している。

 昔の事を思い出して言葉に出してみたり、

 過去に自分と似たような体験をした人の話を聞いたりすることが刺激となり、

 脳への情報の出入りが増える。その結果、脳全体が活性化し、満足感や自尊心も高まり、

 認知症の進行の予防にもつながるという。 ~ (中略) ~

 あわただしく過ぎ去っていく日常の生活、ひととき急ぐ足をとめて、

 頂上ばかりでなく、時には登ってきた景色を見下ろして楽しんでみてはどうだろうか。

 これから先を歩んでいくためのエネルギーも蓄えられるかもしれない。』


う~む、なるほど‥‥。「回想法」は認知症の進行の予防にもなるのですね‥‥。

私が懐かしいフォークや加山雄三さんの曲を聴いていると、

妻は「思い出に浸りすぎる」と指摘するけれど、これからは正々堂々と聴くことにしようかな‥‥。

そして、記事に書かれているように、自分が登ってきたこれまでの「人生の景色」を見下ろして、

これから先を歩んでいくエネルギーを蓄えたいと思います。