子供の頃のかすかな記憶をたぐりよせ、
そして、記憶の裏付けを取るために、インターネットで調べてみると、
その試合は、今から50年以上も前の、1968年(昭和43年)7月13日(土)に、
甲子園球場で行われた「阪神」対「巨人」戦であることが、ほぼ間違いないことが判りました。
当日の試合は、「阪神が1対0で勝ったこと」、
「阪神のピッチャーは江夏豊さん、巨人のピッチャーは金田正一さんだったこと」を覚えていました。
当時、私は、滋賀県大津市に住んでいて、父が勤務していた東レ石山工場の社員・家族の人たちと、
バスを借り上げて甲子園球場に行ったもので、
「息詰まる投手戦だったこと」、「ナイターに映える芝生が美しかったこと」が、
半世紀が経過した今でも記憶に残っています。以来、ずっと私は、阪神のファンを自称しています。
そのライバル・巨人の金田正一さんが、昨日6日に、お亡くなりになったそうです。
今振り返れば、金田さんの雄姿を、生涯にただ一度でもこの目で拝見できたことは、
とても幸せなことだと思います。
そして同時に、子供の頃の大スターが、また一人、この世から去られることになり、
何とも言いようもない寂しさを覚えています‥‥。