今日は、仕事から帰宅途上の電車の車窓から、
透き通った東の空に、まん丸いお月様をみることができました。
うさぎさんの姿も肉眼ではっきりと確認できました。
この一か月間あまり、左足の痛みと止まらない咳に、苦しい思いをしてきました。
そして、不思議なことに、こういう時に限って、たくさんの仕事が舞い込んできて、
肉体的にも精神的にもタイトな日々を過ごすことになりました‥‥。
そういう私にも、ようやくきれいな月を愛でる余裕が生まれてきたのかもしれません。
「眠られぬ夜のために」や「幸福論」で知られるスイスの哲学者、カール・ヒルティの名言に、
『病気は今日、多くの忙しすぎる人々に必要な休暇、完全なる安息、過去と未来に対する静観、
真の人生の正しき認識、善き思想の数々など、健康を保持している場合には見失われていた
人生の宝を与えてくれる。』というものがあります。
凡人の私は、この素晴らしい名言の境地に、なかなか達することができません‥‥。