毎年、4月1日に日経新聞に掲載される広告も、今年は無理かもしれないと思っていたところ、
今日もその広告は、しっかりと日経新聞に掲載されていて、ホッとした気持ちになりました。
その広告に掲載されているのは、サントリースピリッツ株式会社がスポンサーの、
病気療養中の伊集院静さん執筆による、新社会人となった若者へのメッセージです。
今年は「ようこそ、令和の新社会人」というタイトルで、
「この国があり続け、私たちが生きてこられたこと」などを〝偶然は神の采配〟だとして、
次のようなことが書かれていました。
『‥‥たしかに素晴らしい国と、人々が今日まで歩んできた。この脈々たる流れも偶然か?
いや、私はそう思わない。それぞれの時代に皆懸命に生きてくれたに違いない。
アジアの片隅の、この国で人々は少しでも前へとゆたかにと汗を流し、向かい風に立ってきた。
そして何より、いつも新しい人が、新しい力を与えてくれた。
昨日までとは違う日本を、国を、職場を作ろうとしたことだ。‥‥』
令和最初の社会人の皆さんにとっては、
向かい風というか、重苦しい社会情勢のなかでの第一歩となりましたが、
健康にはくれぐれも留意されて、それぞれの立場でご活躍されることを、心からお祈りしています。