今日は4週間に一度の、泌尿器科病院の受診の日でした。
通院の途上に歩いた松山市中心部の銀天街商店街は、週末なのに人通りも少なく、
約3分の1の店舗がシャッターを下ろしていて、事態の深刻さを肌身で感じた次第です。
さて、日経新聞で連載が続いている「コロナと世界」、
今日は、菅義偉・内閣官房長官が、次のようなことを述べられていました。
・政権に大事なのはやはり危機管理だ。霞が関の官僚は優秀な人が圧倒的に多いが、弱点は縦割りだ。
霞が関全体で取り組まないと危機管理はできない。
新型コロナは厚生労働省だけでは絶対にカバーできない。
経済産業省、国土交通省や自衛隊、海上保安庁なども含めて一度に、一挙に動かすことが大事だ。
・日本はいろんな意味で世界に打って出ていける可能性がある。
大企業にも中小企業にも真面目な人材がそろっているのに能力ある人材を活用できていない。
個々の組織、会社にとどまって外に目を向けてこなかった。能力をフル活用できる仕組みが必要だ。
・国の基本は自助、共助、公助だ。
自分でできることはまずは自分でやってみる。その次に、地域が共助で助け合う。
それでもどうしようもなくなったら
国が必ず責任をもって対応してくれると国民から信頼される国をつくるのが大事だ。
はぃ、菅さんのおっしゃっていることは、「正論中の正論」です。
ただ、「言うが易く行うは難し」‥‥。
国家が危機に直面している今こそ、
政治家としての御自身の言葉を是非、実行に移していただきたいと思います。