しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

百尺竿頭一歩を進む

昨日、我が家にも、ようやく「アベノマスク」が届きました。

「約2か月前の、マスクが入手困難な時期に届いたら、どんなに有難かったか‥」とも思いますが、

コロナウイルスの第2波、第3波は、必ずやってくるのが歴史上の教訓なのでで、

その時に備えて、大切に保管しておきます。


さて、今朝放送された「NHKNEWSおはよう日本」の「おはBiz」に出演された

IT製品の周辺機器のメーカー「エレコム」の創業者、葉田順治社長の

次のような力強いお言葉が強く印象に残りました。

ちなみに今日のテーマは、「ウィズコロナ時代との向き合い方」でした。


『変化に対応するのが経営であって、変化をぐちぐち言ってもしょうがない。

 変化に飛び込んでいく。それしか生きる道はない。』

『常に逆境に身を置くのが、いろんなものが研ぎ澄まされることになると思う。

 常に前を見て成長のチャンスをうかがう。そうすると変化は当たり前になってくる。』

『「百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)に一歩を進む」。

 さらに1ミリでも1センチでも努力しておくということじゃないですかね。

 それがすごい差別(化)になってくる。』


番組によると、エレコムはもともと、

デスクトップパソコンを収納するラックの製造・販売からスタートし、

ノートパソコンの台頭でラックの需要が激減するとみるや、

即座にノート向けの製品開発に乗り出し、ピンチを切り抜け、

次は、iPhoneの発売前から、いち早くスマホ時代の到来を見越し、

充電器やケースといった生産体制を整備して、多くの商品でトップシェアを確保、

現在は、在宅勤務の急増で、ウェブカメラやマイクといった関連機器の需要が

前年比3~4倍に急増し、生産が追いつかない状態が続いているとのことでした。


すっかり忘れていた「百尺竿頭一歩を進む」という身が引き締まることわざを、

久しぶりに耳にした次第です。