昨日、大学時代の先輩から暑中見舞いの葉書が届きました。
先輩と言っても、同じ下宿先で、同じ釜の飯を食べた先輩です。
私が早稲田の一年生だった時に、先輩は立教大学の大学院生でした。
立教大学を御卒業後は、故郷の広島県に帰って、某有名私立高校の先生をされていました。
卒業後は、お目にかかったことはないのですが、こうして毎年、律儀に季節の便りを届けていただきます。
必ず短い言葉を添えて‥‥。
昨日の葉書には、「そちらもそろそろ(二度目の)定年かな。のんびりやろうぜ。」という言葉がありました。
人生の先輩の、この「のんびりやろうぜ。」という直筆の言葉で、私の心は随分と楽になったように思います。
その人にとっては何気ない一言が、他の人に生きる勇気を与えてくれることもあるのです‥‥。