今日の日経新聞電子版「Nextストーリー」は、楠木建・一橋大教授と高森勇旗・元プロ野球選手の
「働く価値はどこに」をテーマにした対談記事でした。
そのなかで、楠木教授が次のようなことを述べられていました。
『コントロールできることと、できないことの線引きに仕事のセンスが出ます。
一番良くないのはコントロールできないことを無理やりコントロールすること。
反対にコントロールできることなのに、あたかも動かせない所与の条件のように考えてしまう。
これが間違いの始まりで、空回りや悪あがきになってしまう。
漠然とした謙虚さはどんな仕事でも重要です。何でも自分の思い通りになるということはない。
一番重要なのは、その時に周囲の人から「とりあえず頼りにされている」という状態だ。
頼りにされているのは非常に重要な手ごたえ。逆に言うとそれさえあればやっていけると思う。』
う~む、なるほど‥‥。
未来がまったく見えないとき、人間にとっていちばん大切なのは「希望」、
それがあれば、人間は生きていけるように、
仕事で行き詰まったとき、いちばん大切なのは「周囲からの信頼」、それさえあればやっていける、
このような理解でよろしいでしょうか‥‥?