しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

素晴らしさは何も変わらない‥

昨日、苦労してようやく炬燵を出した途端、今日は一転、夏に戻ったような暑さとなりました。(トホホ)

台風14号がもたらした暑さなのでしょうね、きっと‥‥。


さて、今日の日経新聞一面コラム「春秋」に、次のようなことが書かれていました。

『日本の家庭やスーパー、コンビニなどが廃棄する食品の量は、年間600万トンに及ぶという。

 どれほどの規模なのか。毎日10トントラックで1700台分が捨てられている勘定らしい。

 飽食の時代と言われて久しい。「食品ロス大国」の汚名をぜひとも返上したいものだ。

 スーパーなどで見切り品を購入した様子をSNSで投稿すれば、

 飢えに苦しむ世界の子どもの給食支援ができます――。そんなキャンペーンが今月末まで展開されている。

 1投稿あたり120円が、国内の協賛企業から給食支援に充当される仕組みという。

 国連世界食糧計画WFP)の関連事業だ。参加を呼びかけたい。

 今年のノーベル平和賞は、そのWFPに決まった。食糧などの人道支援を目的に創設された機関だ。

 被災地や紛争地域などで、緊急物資の配布や栄養状態の改善などに尽力してきた。

 平和賞の選考責任者は、「新型コロナウイルスにより飢餓の被害は急速に拡大している。

 食糧は最大のワクチンである」と貢献をたたえた。‥‥』


う~む‥‥。「毎日10トントラックで1700台分」ですか‥。途方もない数字ですね‥‥。

「食品ロス」といえば我が家でも、冷蔵庫の中の食料品や調味料の賞味期限が、とっくの昔に切れていたり、

奥に隠れた野菜の存在に気付かず、すっかり痛んでいたりして、安易に廃棄処分することが多々あります。

コラムに書かれている「食糧は最大のワクチン」という言葉を聞き、

「食糧」大切に扱わなかった「無意識さ」について、深く反省した次第です。


ところで、ノーベル賞といえば、その文学賞が今月8日に発表され、

今年は、米国の女性詩人ルイーズ・グリュックさん(77)が受賞しました。

村上春樹さん(71)の受賞は、残念ながら今回も叶いませんでした。

ネットのニュースでは、村上ファン(ハルキスト)の

ノーベル賞は逃しても、作品の素晴らしさは何も変わらない。」との声が紹介されていました。

はぃ、私もそのとおりだと思います‥‥。