昨日の続きです‥‥。
作曲家・筒美京平さんのご逝去を受けて、
今日の愛媛新聞一面コラム「地軸」、産経新聞一面コラム「産経抄」、
そして、朝日新聞一面コラム「天声人語」には、名曲誕生のエピソードなどが書かれていました。
(残念ながら、「天声人語」は有料会員ではないため、その全文を読むことができませんでした。)
たとえば、「産経抄」では次のように‥‥。
『筒美京平さんはもともと、エアコンのCMソングとして曲をつくった。
作詞を担当したのが、人気漫画「アンパンマン」で知られるやなせたかしさんである。
この話が流れて、今度は阿久悠さんが詞をつけたが、まったく売れない。
「普通ならどんないい曲でも、2回も失敗すると諦めるものだ」。
阿久さんは後に振り返る。ただ、筒美さんは絶対の自信を持っていたようだ。
新たに起用された歌手の尾崎紀世彦さんのために詞を書き換え、
大ヒットしたのが「また逢う日まで」である。
昭和46年の日本レコード大賞受賞は、阿久さんにとって作詞家としての最初の勲章となる。
2年前にすでに「ブルー・ライト・ヨコハマ」でレコード大賞・作曲賞を受賞している
筒美さんのもとには、仕事の依頼が殺到する。‥‥』
う~む、なるほど‥‥。
何かビジネスの世界にも通用するようなお話しでした。
音楽の世界の「曲」に限らず、ビジネスの世界における「製品」や「サービス」でも、
仕上がったものに自信があるのであれば、ヒットするまで簡単にあきらめてはならない。
創意工夫や改善の余地がきっとあるはずだ‥‥。
コラムを読んで、私はそのように理解しました。