今日、11月14日は、亡き母の誕生日です。
平成8年の七夕の日に亡くなった母は、生きていれば今日で87歳となります。
その母のことについて、父と二人で夕食を食べながら、いろいろと懐かしい思い出を語り合いました。
私が幼稚園から中学二年生まで、滋賀県大津市唐川の東レの社宅に住んでいた頃、
実にたくさんの親戚縁者が、その唐川の社宅を訪ねて来てくれました。
父方の曽祖母、祖母、叔父・叔母、従姉、そして母方の伯父・叔父、従姉・従兄‥‥。
大津から今の実家に帰ってからも、多くの人が母を慕って訪れてくれました。
母には、私と私の父には無い、人を引き付ける「磁力のような魅力」があったのだと思います。
でも、私の妻に言わせると、「あなた達が病弱の義母に無理をさせたから、義母は早死にしたのよ」‥‥。
もし、そうであるならぱ、あの世で母に再会した時に、謝らなければなりません。
でも、振り返れば、その時々の母は、とても幸せに満ちた笑顔であったことを、私は今でも記憶しています。
母が持っていた、見返りのない無償の愛‥‥。人は神に近づくことができるのでしょうか‥‥?