愛媛新聞「テレビ・芸能」欄では、「ニッポン娯楽映画縦断」の第5部、
「若大将と青大将 60年代の青春」の連載が続いています。
第三回目の今日は、「エレキでヒット~若者の音楽志向先取り」という見出しで、
次のようなことが書かれていました。
『‥‥「DEDICATED」は、第5作「海の若大将」(65年)で、岩谷時子による日本語歌詞が作られ
「恋は紅いバラ」としてリニューアル。レコードは30万枚を突破する大ヒットとなる。
ちょうどこの頃、ベンチャーズによるエレキブームが到来。
最初に彼らをラジオで紹介したのも加山だった。
映画の若大将はエレキギターを手にして、若者たちを夢中にした。
続く第6作「エレキの若大将」』(65年)で、若大将は劇中、「勝ち抜きエレキ合戦」で優勝。
なんとプロとなって、オリジナル曲「君といつまでも」の大ヒットで、
実家のすき焼き屋「田能久」を再建した。
この「君といつまでも」は、350万枚を超える大ヒットとなり、空前の若大将ブームが到来。
ハワイアンからエレキへ。若者の音楽志向の変化を、いち早く映画に取り入れて、
「旅人よ」や「夕陽は赤く」など、次々とヒット曲がシリーズから生まれた。』
はぃ‥、記事を読むうちに、懐かしい映画のシーンが脳裏によみがえってきます。
当時、私はまだ小学生でした。
「エレキでヒット」といえば、加山さんの曲の中でも、映画の主題歌ではなかったものの、
私は「二人だけの海」が最高傑作だと思います。
エレキにこれほど似合う曲は、ほかに思い当たりませんよね‥。いつ聴いても素晴らしい‥‥です。