「Go Toトラベル」の年末年始期間の一時停止を受けて、
新聞各紙のコラムニスト氏はどのようなことを書くのかな‥?、と思っていたところ、
「補助金行政」というタイトル(デジタル版)で、次のようなことが書かれていました。
『‥‥時代は移り、全国民向けの「旅行補助金」すなわちGo Toトラベルも、人々をうまく誘導したようだ。
事業に一定の意味があったと思うのは、
一時は県境を越えた移動が全て悪であるかのような行き過ぎがあったからだ。
それを解消した時点でGo Toは役割を終えたのではないか。
弱点も明らかになっており、感染対策には臨機応変さが必要なのに、
停止すると多額のキャンセル料が発生する。それをまた税金で穴埋めするというばかばかしさである。
そもそも旅行する余裕のない人は恩恵にあずかれない。
医療現場でコロナと闘い、感染への警戒から移動を控えている人には不公平以外の何物でもないだろう。
今回のGo Toトラベルの停止を大きな政治決断とする向きもあるが、とんでもない。
税金を使ってまで旅行を促す補助金行政を一時的に止めたにすぎない。
感染第3波にどう立ち向かうのか。菅首相から中身のある言葉をまだ聞いていない。』
う~む、なるほど‥‥。
「事業に一定の意味があったと思うのは、
一時は県境を越えた移動が全て悪であるかのような行き過ぎがあったからだ。
それを解消した時点でGo Toは役割を終えたのではないか」とのご指摘は、ごもっともだと思う一方で、
この年末年始に政策効果を期待していた宿泊業者や飲食店の皆さんにとっては、
大きな打撃ではないかと拝察いたします。
感染拡大防止と人的接触を積極的に促すような「補助金行政」との両立は、
どう考えても無理があるように私は思うのですが、
ほかの新聞各紙のコラムニスト氏のご意見も、ぜひお伺いしたいものです。
「黙殺」しないようにお願いします‥‥。